【シルバーケアクリニック】長坂先生インタビュー

先生の大事にしていること
患者さんの立場に立ち、患者さんやご家族に寄り添うことを大切にしています。独居や老老介護などご家族の形はそれぞれ違います。ご本人やご家族のご意向を確認し、それに合った在宅療養の提供と、安心して過ごせる多職種連携も含めた支援体制を作るようにしています。
患者さんとのエピソード
在宅診療では、慢性的な疾患を持った患者さんが多く見られます。少しでも症状を緩和して差し上げたい、という気持ちでいつも訪問をしています。訪問の際には、笑顔と明るい声で挨拶し、それから症状を伺います。「先生の笑顔と明るい声で元気が出たよ」と患者さんが私の訪問を楽しみにしてくれているのは、嬉しいことです。
コミュニケーションで大事にしていること
基本的なことですが、明るい声と笑顔で、患者さんの目をしっかり見て会話するようにしております。私自身が元気でなければ、患者さんに元気を与えられませんので、自己管理も徹底しております。体調不良と感じたら、早めに休息をとるようにし、いつでも駆けつけられるようにしております。
これから目指したいこと
在宅医療を推進するには、医療だけではなく介護サービスも重要ですが、まだ不足していると感じています。通所、入所など在宅系サービスを提供できないか検討している所です。
みなさんへのメッセージ
核家族化の影響で人の死に接することが少なくなっており、ましてや自宅で身内が亡くなることに強い不安を感じられるご家族も多いです。当クリニックでは24時間即応して、場合によっては入院の指示、手配まで責任を持って行なう診療体制をしております。まずはお気軽にご相談下さい。